脳低温療法実施のお知らせ

 当院では新生児仮死・低酸素性虚血性脳症に対して脳低温療法を実施するため、新病院移転に伴い必要機器の整備、スタッフの研修など準備を進めて参りました。そしてこの度西部医療センターにおける脳低温療法の第1例目を無事に終了することが出来ました。後遺症なき生存を目指して今後の更なる治療の充実を進めて参りたいと思います。中等~重度の新生児仮死の症例がございましたら当院へご相談頂ければ幸いです。

詳しくはこちらをご覧ください。

 

 <当院での脳低温療法の適応基準>

1~4をすべて満たす場合

1      在胎36週以上、体重2000g以上で出生し、①~③のうち少なくとも一つ満たすもの

①    生後10分のApgar Score 5点以下

②    生後60分以内のアシドーシスの存在。臍帯血もしくは生後60分以内

の血液ガス検査(動脈、静脈、末梢毛細管)でpH<7.0またはBE<-16 mmol/l

③    10分以上の持続的な蘇生を必要とするもの(気管挿管やバッグ換気)

2      冷却開始時点で生後6時間以内

3      中等度以上の脳症(Satnat分類Ⅱ度以上に相当又は筋緊張低下、異常反射、吸啜の低下または消失、臨床的痙攣)

4      保護者の同意が得られること

 

名古屋市立西部医療センターNICU

病院代表 052-991-8121